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レジデンストラック 隔離期間中に準備すべきもの

  • レジデンストラックとは
  • 隔離期間中に準備すべきもの
  • まとめ

レジデンストラックとは

レジデンストラックとは、在留資格の認定がある外国人の入国を一定のルールを課した上で認めていきますという制度です。

制度の概要に関しては下記ページでまとめているので、ぜひ一読いただければと思います。

各国の対応方法が随時変化しており、細かな修正等も出てきているので、最新情報は必ず<外務省のページ>をご確認ください。

本記事では、弊社が今まで20名以上の方をレジデンストラックで対応した経験から、隔離中に準備しておくべきことなどをまとめたものです。これからレジデンストラックでの受け入れを検討されている方々などの参考になれば幸いです。


隔離期間中に準備すべきもの

あくまで弊社の経験則に基づくものですので、状況により様々な対応方法があると思いますが、あくまで一例としてご参考にいただければと思います。


宿泊場所

当たり前ではありますが、14日間の隔離中に滞在する場所が必要になります。個室対応(各部屋にバストイレがあり、共用はNG)が必須のため、ルームシェアの家など複数人滞在はNGとなります。

弊社では、今までに3パターンで宿泊場所を確保しております。自宅(1人滞在)、民泊個室、ホテルです。
結論からお伝えすると、記載の順番通りで滞在期間中のストレスが少ないと感じています。予算、立地、部屋の機能という要素が選定時に重要な要素かと思いますが、滞在する側にとって重要な要素としては、キッチンの有無になります。

隔離中は外出が制限されているため、食事面のストレスが大きくなります。海外からきていきなり全て日本食というのも口に合わない可能性があり、1日3食で考えると大きなストレスとなり、体調不良にもなりえます。


炊飯器・お米

上記の通り、食事面でのストレスと負担を軽減するためにも、自炊できる環境が1番望ましいです。そのため、お米を主食とする国々から来られる方々には炊飯器とお米の用意は必須といえます。キッチンがあれば理想ですが、ホテルなどのキッチンがない環境でも、炊飯器だけは持ち込めるように交渉等をすべきかと思います。
ちなみに弊社では3人に1台の炊飯器とお米10kgを目安としています。


14日間のおかず

炊飯器とお米があっても、おかずがないと厳しいです。ただ、おかずのみコンビニ等で買って準備すると言っても本人たちの口に合わない可能性も大きくあります。そのため、弊社では14日間のおかずを現地から持っていただくことを推奨しています。乾燥したものや缶詰等、現地で食べなれているものを持参していただき、食事をしていただいています。また、カップ麺やスープ類などはお湯でできるものも用意して、14日間で体調を崩さないように注意をしています。


洗濯機またはランドリーサービスの利用

14日間外出ができないとは言え、洗濯は必須になります。洗濯機があることが望ましいですが、ホテル等であればランドリーサービスの利用方法なども事前にお伝えしておく方が望ましいです。


WifiまたはSIMなどの通信環境

民泊やホテルであればWifi環境があるケースが多いと思いますが、自宅等では準備する必要があり、準備ができない場合は、事前にSIMを用意することが望ましいです。厚労省からのLINEでのフォローアップ連絡や日頃の連絡、オンラインでの面談や学習、母国の家族との連絡など通信環境の整備は必須と言えるでしょう。


オンライン面談

14日間外出ができないため、ストレスを感じることが多いと思います。そのため、定期的に様子を見にいければ理想ですが、そういう環境にない場合でもオンラインで様子をヒアリングするなどの面談は必須かと思います。受け入れ企業との面談等の機会もあればよりいいでしょう。


研修マニュアルまたは学習教材

14日間の隔離中、ゆっくり過ごしてもらうのももちろんいいですが、就業前最後の学習期間として位置付けをすることもいいかと思います。研修マニュアルがあれば、事前に読み込んでいただき、ない場合でも日本語学習や介護の学習などをしてもらい、隔離明けの就業開始時にスムーズに業務に入れることが理想です。


ハンコ

ハンコを準備しておけば、代理人を立てて住民票の取得も可能になります。海外から来日する場合、1番最初にやるべき行政手続きとして、住民票の取得がありますが、隔離期間中は本人が手続きに行けないため、代理人を立てて取得が可能であればその方が望ましいです。現時点では、そのためにハンコが必須であり、銀行口座開設時にも必要になるため、早めに用紙をしておく方がいいでしょう。


まとめ

弊社での経験則を基に記載しましたが、状況は個々で異なります。ケースバイケースで対応が必要になりますが、14日間の隔離を経て、スムーズに就業開始ができるような準備をすることで、日本で働くために来日している方々に仕事に集中できる環境ができると思います。

初めて日本にくる方や初めて海外にいく方も多い中で、イレギュラー対応での入国、隔離となり、想像以上に本人たちの不安やストレスは大きいと思います。少しでもそこを軽減し、本来の目的に集中できるようなサポートをしていければと思っております。