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【外食×留学生採用事例】日本を代表する辻調グループ様と飲食業界求人では欠かせないグルメキャリー様と株式会社Funtocoの3社対談!

学校・担当者情報

学校名:辻調理師専門学校・辻製菓専門学校(辻調グループ)

学校概要:食のプロを育てる辻調グループは大阪・東京・フランスを拠点に、幅広い分野の食のスペシャリストを育成。

部署:辻調理師専門学校・辻製菓専門学校 大阪校 キャリアセンター

担当者:センター長 金内様,マネージャー 能崎様

企業・担当者情報

会社名:株式会社ジェイオフィス

会社概要:全国の飲食業界の求人・人材紹介・新卒採用・転職など求人に関わる事業を展開。

部署:グルメキャリー営業部

担当者:係長 田中様

    特定技能外食分野の申請数

  • 全国:246 (2020年3月末時点)
  • 辻調理師専門学校・辻製菓専門学校:31名
  • Funtoco:28名

日本全体の2019年度特定技能外食の10%以上を輩出する辻調グループ!!


− 本日は宜しくお願い致します!3社インタビューは初めてなので、とても楽しみです!

− 特定技能が始まってから1年間、辻調グループ様からは多くの学生の就職が決まりましたが、感触はいかがでしょうか?

学校:元々、特定技能ができる前から日本で就職を希望していた学生はおりました。ですが、今までは外国人は外食業に就職することはできませんでしたので 、入学する前から留学生に対しては就職ができないということを説明しておりました。そのため、母国に帰って自分のお店を出したり、母国で就職する目的で入学する人が多かったです。
特定技能が始まってからは外国人も飲食店や製菓店での就労が可能になり、留学生にチャンスが広がったことは、この特定技能ビザに関しては歓迎しているところです。


− 日本で就職したいと思っている留学生はどのくらいいますか?

学校:今は徐々に増えていっております。特定技能ビザの制度がスタートし始めた、昨年6月頃のアンケート調査によると、大体100人程度の学生が就職希望をしたいと答えていました。


− 結構多いですね。特定技能が始まってからは留学生の在籍数は増えましたか?

学校:はい、急激に増えたというわけではありませんが、在籍数は徐々に増えていってます。


− そうなんですね!どのような学生さんが多いでしょうか?

学校:国籍で言うと、中国、韓国、台湾の学生が多いです。日本語レベルはN2程度の学生が多いです。


− 御校の留学生は日本語レベルが高いですよね!

学校:日常的な会話などは問題なくできる学生がほとんどです。しかし、ビザの申請などを行う場合は普段使い慣れない日本語などを使うので、やはりサポートをしてくれるグルメキャリーの田中さんやFuntocoさんの様な立場が必要ですね。


− ありがとうございます。御校の留学生は去年だけで、弊社は20名弱の特定技能ビザのサポートをさせていただいておりますね!御校の学生さんはみんなとても優秀な方ばかりなので、いつもコミュニケーションが取りやすくて助かっております。


留学生は本当に熱意があって、仕事に対する意欲や学ぶ姿勢がとても高い


− どの様な就職先を選ぶ学生さんが多いですか?

学校:学校で学んだことを生かして日本で働き、経験を積んでいきたいと思っている学生が圧倒的に多いです。 お金のためというよりは経験のために就職をしたいと思っている方が多いですね。


− なるほど。すごい意欲が強いですね!調理師専門学校と製菓専門学校での就職の違いはありますか?

学校:はい、調理師専門学校の学生は割と広い分野で調理師として就職していますが、製菓専門学校の場合は調理師専門学校に比べて就職先が限定されてくるので、日本人でも就職が大変です。


− そうなんですね。みなさんどうやって就職先を探しているんですか?

学校:留学生の就職は今までに経験がなかったこともあって、学校側ではあまり紹介先がありませんでした。学校からも色んな企業に留学生の就職を提案しましたが、なかなか厳しい答えが多かったです。なので、留学生の場合は自分で就職したい企業を見つけてきてから、学校側に相談するといった流れでした。 そこで飲食店に強い、グルメキャリーの田中さんに相談して協力をしてもらうことになりました。


− そこでグルメキャリーの田中さんと繋がったんですね。田中さんはどうやって企業様にアプローチしたんですか?

田中さん:企業様には制度の説明と留学生の良さを伝えさせてもらっています。日本人と比べるわけではないですが、辻調グループの留学生は本当に熱意があって、仕事に対する意欲や学ぶ姿勢がとても高いです。留学生の多くはアルバイトをしていますが、アルバイト先の店長さんやオーナーの方に働きっぷりを気に入られて、そのまま就職する方もいます。


− 素晴らしいですね!やはり国を越えて学びにきているだけありますね。

学校:そうなんです。実は学校に何度か足を運んできてくれたオーナー様がいまして、 「就職希望の留学生が普通にきても採用はしなかったと思う。でも、アルバイトとして留学生を雇ってみて、学生の働き方をみて意識が変わった」とお話ししてくださった方がおりました。
製菓ではアルバイトから就職した学生が意外といます。就職が難しい製菓の分野でも、 留学生が就職できているのは、アルバイトとして働いている時から仕事に対しての姿勢や一生懸命さが認められているからだと思います。実際に「この学生なら雇いたい!」と言ってもらえることもありました。


− はい、確かに私たちも企業様からそういった声を聞きます!

学校:どこの企業様にも留学生はよく働いてくれると本当に評判がいいです。 企業様からすると留学生を採用するよりも日本人学生を採用する方が簡単なんです。留学生の場合はビザのコストも時間もかかりますし、大変な部分は多いと思うんです。しかし、それでも留学生を選んでくれるということは、 やはりそれだけ採用したいと思ってもらえる熱意や意欲などを留学生が持っていると言うことなんでしょうね。



留学生にとって就職という選択肢も増えたいいチャンス


− 特定技能ができてから学生は増えていますか?

学校:実際のところ、そんなに目立って増えたわけではないですが、少し増えた気がします。


− どういう経緯で入学される方が多いでしょうか?

学校:いくつかルートはありますが、日本語学校から入学するルートと海外から直接入学するルートが基本的です。 日本よりも海外の方が辻調グループは知られていて、特に韓国では日本の調理師や製菓の学校と言ったら「辻調」というイメージがあると伺っております。
卒業して母国に帰ってから自分のお店を出す方や活躍されている方がいて、そこから辻調グループを知って入学してくれる方もいます。


− すごいですね!海外で口コミで有名になっていってるのは本当にすごいです!今後はどういったところを目指していますか?

学校:特定技能で飲食店や製菓店で働ける様になったことは留学生にとって就職という選択肢も増えたいいチャンスだと思っています。 辻調グループで学べば、勉強だけではなく、実際に料理やお菓子の世界で働けるというところをアピールしていきたいと思っています。
しかし、日本の社会は外国人の受け入れに対する理解はまだ数年かかると思っています。そのためには学校の実績や業界の実績、外国人の実績が必要になってくると考えておりまして、実績さえ広まれば外国人材への理解も少しずつ広まっていくと思っています。


− そうですね。飲食店などは年々外国人の受け入れが進んではいますが、まだまだ理解が必要そうですね。

学校:実際に今飲食店などで働いている外国人は単純労働で働いている人がほとんどで、中には給料未払いや労働基準法が守られていない中で働かされて逃亡してしまったりなどのトラブルがあり、国も制度を厳しくせざるを得ない状況になって、現在は働きたい外国人に対する採用の市場がマッチしていないということになってしまっている。これはもう きちんと制度に沿ったやり方で自分たちが広めていくしかないと思っています。


− はい、私たちもそう感じています。やる気のある外国人の方々がきちんと働ける環境を作って活躍して欲しいと思っています。同じ想いでやっている方がいるのは私たちもとても嬉しいです!


教えてもらうスタンスよりも自ら自分の手で技術を覚えにいくというスタンス


− 学校:外国人の採用を考えている企業はどのくらいいますか?

田中さん:正直、新型コロナウイルス前は大手の企業は外国人の採用を考えているところはありました。新型コロナウイルスが拡大してからはいろんな業界で影響があり、働く先がなくなった日本人が一時的に飲食業界に就職をするということが増えていくと思いますが、実際景気が戻ったら日本人はまた飲食業界から離れていく可能性もあると思います。そうすると必然的に外国人材のニーズは戻ってくると思います。
先ほども話にあった様に、 外国人材の方は意識が高くて、教えてもらうスタンスよりも自ら自分の手で技術を覚えにいくというスタンスの方が多いので、成長も早いです。 なので雇用している側からすると、そういう外国人材は気に入られます。


− なるほどですね。日本人も働き方の意識を変えていかないといけないですね。

田中さん:はい、なのでこれから大手企業や有名なお店など発信力のあるところで採用がされていけば、今後どんどん外国人材の雇用は広がると思います。


− そうですね。外国人が働くチャンスさえあれば良さがわかってもらえると思っています。逆に企業側からは学校へ採用したいなどの相談などがあったりするんでしょうか?

学校:そうですね、まれにあります。アルバイトしている留学生を採用するにはどうすればいいかという相談が多いですね。でも、いきなり特定技能について聞かれるってことはなかったです。


− あはは!そうなんですね。まだご存知でない方が多いのかもしれませんね。

学校:はい、このアルバイトの留学生を正社員で雇いたいんだけどどうすればいいですか?という相談からまず始まりますね。 就労ビザだけでも色々な種類があって、外国人を雇用するためのビザは普段関わりのなかった人からすると複雑で、この複雑さが普及を遅らせているのではないかと思います。


− それはありますね。私たちも企業側からのビザに関しての相談が多く、介護分野ではコンサルなどもやっています。特定技能ビザに関しては、私たちが今までやってきた経験上ですが、ビザの申請が通りやすく、今のところは不許可は出ていないです。

学校:えー!そうなんですね。


− はい、私たちは登録支援機関として、企業様のサポートをしながら入管とやりとりをしているのですが、特定技能は国も推奨していることもあって、入管もきちんと対応してくれてます! 3月末までの大阪入管での特定技能外食分野申請数の半分以上は弊社が申請を行いました。そのうちのほとんどが辻調グループ様の学生の方です。
特定技能は不正を防ぐために申請に必要な書類は多いですが、その分、必要書類の準備や労働基準法の遵守などがきちんとできていれば就労ビザと違って不許可になりにくいので、企業様からしても、働く外国人からしても安心してビザの申請ができるのがいいポイントだと思います。

学校:学校側でも学生に必要な書類を集めてもらうのに、時間がかかってしまうことも結構あるのですが、それを聞いて少し安心しました。


− 御校がいつも協力的に学生さんの準備をしてくれているので、私たちも安心できていますし、とても助かっております。ありがとうございます。



受け入れ先があれば就職したい人はもっと増えてくる


− 特定技能での就職が初年度だったと思いますが、今後のために何か要望はございますか?

学校:そうですね、求人がないことにはなかなか話が進まないので、求人がもっとあったらいいなと思います。受け入れ先があれば就職したい人はもっと増えてくると思います。
去年、大手企業に足を運んでお話しさせていただいたことがあるのですが、そこでは育成計画が決まっているから最大5年と決められている特定技能は受け入れが難しいと言われたことがありました。育成計画などがある企業ではまだまだハードルが高いなと感じました。
逆に中小企業やオーナー店などでは人材が必要になった時に随時受入を していたり、日本人でも3〜4年で人の入れ替わりが結構あったりするので、5年間働ける特定技能の外国人は合っているのかなと感じました。


− 今、御校に来ている求人でもっと多くの人材を求めているところはありますか?

学校:給食業界は100名程の求人が来たりと多くの人材を必要としています。
その内、留学生も数名採用していただきましたが、当初は給食会社では外国人の受け入れに関して後ろ向きでした。というのも、病院の給食などは患者さんの健康状態に関わることもあるので、計量など1ミリも間違いがあってはならないため、外国人の場合は意思疎通の面で不安要素があるということで、採用は難しいと言われていました。しかし、途中から状況が変わり始めて、 留学生の日本語能力の高さを評価してくださる給食会社様もでてきて、積極的に採用をしていただけるようになりました。
やはり日本人だけでまかなうというのは難しくなってきて、外国人の採用もされ始めています。海外の現地からも採用を始めようかといったところも出てきているようです。


− そういったことがあるんですね。大手の飲食店企業や介護業界では海外にまで行って現地採用など積極的にやっているところもありますよね。


− 就職活動はいつ頃からされるんでしょうか?

学校:就職活動は結構早い段階からしています。2年課程の場合は1年生の9月から就職活動の準備を始めます。半年間程かけて準備して、4月の頭からエントリーをスタートするといった形です。


− そんなに早いんですね!驚きました。

学校:はい、早いところだと4月にはもう面接をする企業様もありました。1年課程の場合は入学してからすぐに活動を始めるので、まだ技術や知識も浅くて心配する学生もいますが、企業様は辻調グループを卒業すればどのレベルまで習得しているかということをわかっていらっしゃるので、学生にはそこは心配しなくて大丈夫だよと伝えてあります。


− すごいです!御校の信頼の熱さが伝わります!


− 今後に関して何かありますか?

学校:留学生には色んな分野で活躍して欲しいと思っています。外国人材を採用するメリットや活用してどうよかったかということを我々がもっと発信して広める活動をしていかなければならないと思っていますし、受け入れ企業側の視点や情報ももっと欲しいと思っています。


− 今後は留学生が就職した企業側のインタビューや就職した留学生へのインタビューなどもどんどん行っていこうと思っております!

学校:実際に卒業生が働いている姿を見せてあげたりしたいのですが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、対面する機会が少なくなると思うので、動画などがあったら嬉しいです!
今いる学生にも卒業生の就職後の姿を見させられますし、いいアピールができたらいいなと思います。


− 私たちにできることがあればやっていきたいと思っていますので、どんどん意見をください! 本日はどうもありがとうございました!今後とも宜しくお願い致します!


インタビューを終えて

今回は辻調グループ大阪校の金内様と能崎様、飲食店求人を行っているグルメキャリーの田中様という外食業界に精通した方々の声を聞かせていただきました。この1年間で田中さんの協力を得て、弊社では辻調グループの留学生さん20名弱の特定技能ビザの申請サポートや登録支援業務をさせていただきました。

共通して一番に感じていたことは、留学生の仕事への熱意や意欲の高さだったと思います。
そして、そんな熱意ある留学生の就職先はまだまだ少ないということでした。ビザの複雑さや外国人材に対しての理解はまだ少し時間がかかりそうですが、着実に世の中の流れは変わってきていると思います。日本が人材不足になることは何十年も前から言われていたことであり、現にそれは深刻化しています。
金内様と能崎様がおっしゃっていたように、きちんと制度に沿ったやり方で自分たちが広めていくしかないと思っております。同じ想いを持った方々とお話ができて本当に嬉しかったです。

今回のインタビューで改めて、やる気のある働きたい留学生達はこんなにもいる!それを本当に伝えていきたい!と感じました。特定技能をきっかけに外国人に日本で働くチャンスを作ることで、日本にパワーを与える。これを実現していきたいと思います!