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介護人材不足の現状について【2020年度版】

目次   
    ・介護分野における人材確保の状況と労働市場の動向
    ・コロナ禍でどうなる介護人材
    ・介護人材需要予想
    ・まとめ

介護分野における人材確保の状況と労働市場の動向

介護業界の求人倍率

介護分野の求人倍率は高く推移しております。

介護の有効求人倍率は、失業率と反比例して、推移しております。他業種と比較しても圧倒的な有効求人倍率の高さです。

失業率が下がれば、下がるほど、介護職員の採用は難しくなっていきます。





地域ごとの有効求人倍率

エリアごとで大きく有効求人倍率は変わっております。

都心部では急速に高齢化が進んでいき、高い求人倍率になっております。



介護業界の離職率

介護業界の離職率は他業種に比べて高いです。



コロナ禍でどうなる介護人材

リーマンショック時に23.3万人が介護業界に流入してきたのですが、その反面21.8万人の離職者が出ています。

この経験を持っている介護業界の方も多く、前回と同じようなことが起こる可能性を見据え、他業種からの流入にも慎重になっている側面があると推測しております。

ちなみに2012年3月から2020年6月までの全産業平均と介護の有効求人倍率を比較すると、全産業平均の流れに沿ってきたことがわかりますが、このコロナ期に変化が生まれていることがみてとれます。

今後、どのように推移していくかは不明ですが、注目していく数値になることは間違えないです。



介護人材需要予想

今後の介護人材は、2025年に55万人の人材が必要になると言われています。

毎年6万人以上の人材確保が必要になります。

特定技能ビザ介護は5年間で6万人の方を雇用していく予定ですが、コロナ禍後は人材の確保が一層難しくなっていくことでしょう。

まとめ

介護業界の人材不足は今後も一層に広がって行きます。

コロナ禍で日本人の人材の流入も当面は増えてくると予想されますが、リーマンショックの時も同じように沢山の日本人の方が介護業界に仕事を求めておりました。

コロナ禍が終わり景気が回復してくると他の仕事の求人が増えるタイミングで同じように離職することが予想されます。

また今後は毎年労働人口も減っていきますが、介護職員の絶対必要数は増えていきます。

特定技能ビザ介護で働きたい外国人の方は沢山いらっしゃいます。また介護を本気でしたいと言う方も沢山いらっしゃいます。

未来の介護人材の安定的に確保するためには外国人の方の採用が必須になってくるでしょう。