目次
    ・「留学を続けるための支援(しえん)」
    ・「働き続けるための支援(しえん)」
    ・「日本に住み続けるための手続き(てつづき)」
    ・まとめ

新型コロナウイルスによってアルバイトができなくなってしまった方や、在留資格(ざいりゅうしかく)の期限(きげん)がせまっている方など、 日本での生活に困っている外国人留学生のための利用可能(りようかのう)な制度一覧(せいどいちらん)です。(文部科学省で公表されています)

今回公表された支援制度(しえんせいど)は、

「留学を続けるための支援(しえん)」
「働き続けるための支援(しえん)」
「日本に住み続けるための手続き(てつづき)」


の大きく3つに分けて紹介(しょうかい)されています。

それぞれの相談(そうだん)ごとのリンクや電話番号(でんわばんごう)があります。



「留学を続けるための支援(しえん)」

◯特別定額給付金(とくべつていがくきゅうふきん)

英語、中国語、韓国語、ベトナム語、フィリピン語、ポルトガル語、スペイン語、インドネシア語、タイ語、ネパール語の案内があります。
電話でも問い合わせられるように、コールセンターもあります。


<総務省ホームページ>
https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/download/


<特別定額給付金コールセンター>
0120-260-020


◯「学生支援緊急給付金(がくせいしえんきんきゅうきゅうふきん)」

アルバイトが少なくなって困っている学生への給付金(きゅうふきん)です。
大学、大学院、高等専門学校、専門学校、日本語教育機関の学生が対象(たいしょう)です。
学校が判断(はんだん)をし、推薦(すいせん)しますので、まずは自分の学校へ相談(そうだん)してください。


<文部科学省ホームページ>
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/hutankeigen/mext_00691.html


◯国民健康保険料(こくみんけんこうほけんりょう)の支払い免除(めんじょ)

収入(しゅうにゅう)が少なくなった人は、国民健康保険料(こくみんけんこうほけんりょう)の支払いを少なくすることができます。 くわしくは、住んでいる市区町村の国民健康保険担当課(こくみんけんこうほけんたんとうか)へ問い合わせてください。


◯電気・ガス・電話・水道料金・NHK受信料などの支払い延長(えんちょう)

電気やガスなどの生活にかかるお金について、支払いを待ってもらえるように、国からそれぞれの会社へお願いしています。 くわしくは、契約(けいやく)しているところに問い合わせてください。


<電気料金について、対応(たいおう)している会社>
https://www.enecho.meti.go.jp/coronavirus/pdf/list_electric.pdf


<ガス料金について、対応(たいおう)している会社>
https://www.enecho.meti.go.jp/coronavirus/pdf/list_gas.pdf


◯公営住宅等(こうえいじゅうたくとう)に住んでいる人の支援(しえん)

家に住み続けられるようにする支援(しえん)です。家賃の支払いを待ってもらえるように、国からお願いしています。
対象(たいしょう)は、公営住宅・UR賃貸住宅に住んでいる人や、これから住む予定の人です。
くわしくは、住んでいる市区町村の公営住宅担当課(こうえいじゅうたくたんとうか)へ問い合わせてください。


◯子育て世帯(せたい)への臨時特別給付金(りんじとくべつきゅうふきん)

子どもがいる方への給付金(きゅうふきん)です。
児童手当(じどうてあて)をもらっている世帯(せたい)は、給付金(きゅうふきん)が追加(ついか)で支給(しきゅう)されます。

対象(たいしょう)は、児童手当(じどうてあて)を以前からもらっている世帯(せたい)です。
くわしくは、内閣府のホームページで調べることができます。


<内閣府ホームページ 子育て世帯への臨時特別給付金について>
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/taiou_coronavirus.html

<子育て世帯への臨時特別給付金コールセンター>
0120-271-381



「働き続けるための支援」

◯雇用調整助成金(こようちょうせいじょせいきん)

アルバイトを休んでいても、お金が給付(きゅうふ)される支援(しえん)です。
新型コロナウイルス感染症のためにアルバイトを休むように言われたら、アルバイト先はあなたに休業手当を支払う必要があります。

国は、働いている人を守るために、会社などへ助成金を給付しています。
くわしくは、働いている場所に問い合わせてください。


もし働いている場所に相談するのがむずかしいときは、近くの労働局や労働基準監督署、ハローワークに相談してください。
くわしくは、厚生労働省のホームページでも調べることができます。

英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タガログ語、ベトナム語、タイ語、カンボジア語、インドネシア語、ネパール語、モンゴル語、ミャンマー語の案内があります。


<厚生労働省ホームページ>
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000612098.pdf


<近くの労働局や労働基準監督署、ハローワークはこちら>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page11_00001.html



「日本に住み続けるための手続き」

◯在留資格(ざいりゅうしかく)の申請の期間を延長(えんちょう)

在留資格(ざいりゅうしかく)の変更や更新(こうしん)は在留期限(ざいりゅうきげん)の3か月後まで、申請(しんせい)を受け付けます。
対象(たいしょう)は、今年の3月~7月中に在留期限(ざいりゅうきげん)をむかえる人です。

くわしくは、出入国在留管理庁のページで見ることができます。


<出入国在留管理庁ホームページ>
http://www.moj.go.jp/content/001315947.pdf


◯帰国(きこく)がむずかしい方

自分の国へ帰れない場合に、日本に残ることができるように支援(しえん)します。

<出入国在留管理庁ホームページ>
http://www.moj.go.jp/content/001320105.pdf


◯在留資格(ざいりゅうしかく)の認定証明書(にんていしょうめいしょ)の有効期間(ゆうこうきげん)の延長(えんちょう)

認定証明書(にんていしょうめいしょ)の有効期間(ゆうこうきげん)の延長(えんちょう)できる支援(しえん)です。
くわしくは、出入国在留管理庁のページで見ることができます。


<出入国在留管理庁ホームページ>
http://www.moj.go.jp/content/001316712.pdf

<法務省ホームページ>
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/20200131comment.html


まとめ

英語やその他の言語に対応しているものもありますので、日本語が不慣れな方でも支援制度について知ることができます。
日本での留学生活やアルバイトで困っている方がいれば、ぜひ利用できる支援制度を探してみてください。