Funtocoが外国人人材紹介事業を始めた経緯

海外編

代表取締役の西沢です。
外国人人材紹介事業を始めた経緯は、私が前職(株式会社FREEPLUS:インバウンド旅行会社)にいた時にさかのぼります。
前職の旅行会社では、アジアを中心とした旅行会社様とのやりとりで、働いていたメンバーの半数以上は外国人のメンバーでした。
前職で一緒に働いていた外国人メンバーはとても優秀で、バイタリティにあふれておりました。
彼らは国を代表するような優秀な方達だったので、日本で働きたい、日本に来ていて困っているなどの外国人の相談をよく受けていましたが、私達はその時はなにもすることが出来ませんでした。
また彼らの母国から日本に来る時に、騙されたりすることで悲しい思いをしている人たちの話を聞いており、いつかなにか出来ないかというのがこの事業の原石です。

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2016年に株式会社Funtocoを設立し、世界中のお客様に大阪を楽しんでほしいと思いで宿泊施設”Funtoco Backpackers Namba”を作りました。世界中の人に日本を楽しんで頂くために、会社を設立し、日本を元気にしていこうと活動をしております。

そんな中、Funtoco海外パートナー:ミャンマーのタイさん,インドネシアの松浦さんが母国に帰り会社を設立し始めたタイミングで、昔いつかやろうと思っていたこの事業の話をして、今までは技能実習生しか出来なかったが特定技能ビザも1年後くらいに始まるというタイミングで、今までチャンスが無かった方達にチャンスを作ること、現地から日本に来る際に騙したり、法外な金額を取ったりすることをせずに外国人採用に理解のある企業様に紹介、日本側でのサポートをするという思いで事業を始めるになります。

ミャンマー、インドネシアでは沢山の方が日本語の勉強しながら日本に行くチャンスを待っている方が沢山いらっしゃいます。
日本に行ったこともないし、日本人ともほとんど話したこと無いのに日本語がとても上手な子達もいます。
こんな方達が日本で働くチャンスを掴めたらどんだけよいだろうか。人材不足の企業で働くことでどんなシナジーが生むだろうとかとワクワクしたことを昨日のように覚えています。



海外の現地に信頼でき、ビジョンを共有出来る仲間がいることでこの事業はスタートしました!!
日本に来て働き人生を変えるために一生懸命に努力している外国人の方に、人材不足で困っている企業様をマッチングし、サポートをすることで日本のパワーになるようにやっていこうと決めて動き出したのです!

在日外国人編

はじめは、Funtoco海外パートナー達とミャンマーとインドネシアにいる方達を日本の企業様にご紹介することだけを考えていたのですが、日本国内で1名紹介するとその方の友人やその学校の方からドンドン日本国内にいる留学生や転職希望の外国人の方から連絡が来るようになりました。
日本人国内にいる外国人の方は、留学生だけで35万人。その中で就職出来る方は4割程度と言われております。
日本にまで来て、高いお金を払って留学に来ている方達も仕事を見つけるというところで、皆さんとても苦労していることを知るようになりました。

色々なケースがありますが、生活もカツカツな中,学校の費用をなんとか払い、なんとか専門学校等を卒業しても仕事がない。というかビザがおりない。そういった方も沢山います。
外国人を受け入れている学校の中には詐欺まがいなところもあります。
また外国人を紹介する紹介会社の中には、彼らからお金を沢山取ろうとするところや、外国人の方に派遣社員として登録させてしまう会社様など沢山あります。
*派遣会社が悪いというわけではありませんが、ビザの更新が派遣では難しいことが多いです。

全てが悪いというわけではないですが、ビザの知識などがない状態で外国人を雇用してしまう会社様、よくわからずに進学を進める先生など、良い情報以外にも色々な情報の中で困っている外国人の方から月100人以上の方から連絡くるようになりました。



日本語、英語、母国語が話せ、バイタリティがあり、日本文化や生活を理解して、アルバイトの経験などもありとても優秀な方達が日本で働くことを希望しているのに、彼らが仕事が見つからない、ビザがおりないということで母国に帰ってしまうという現実がとても悲しく悔しい気持ちに沢山なりました。
労働者不足と言われている日本で、とても優秀で日本のことを深く理解してくれている留学生の方達に日本で働くチャンスが少しでも増えることがとても重要なミッションであると思い、力を入れるようになります。
彼らのために仕事を紹介することも勿論ですが、企業様にもビザのことを伝えたり外国人人材の魅力を伝えていくことが私達の役目だと強く思うようになっていきました。