宿泊分野の人材不足状況
「職業安定業務統計」(厚生労働省)によれば、平成 29 年度の全業種の平均有効求人倍率は 1.38 倍である一方で、「旅館・ホテル支配人」は 2.26倍、「飲食物給仕係」は 7.16 倍、「旅館・ホテル・乗物接客員」は 4.01 倍となっており、これら宿泊業関係の平均有効求人倍率は 6.15 倍と、全業種平均の約5倍となっている。宿泊業は、他業種に比べても深刻な人材不足であり、高い求人倍率があります。
高い日本人の離職率
まず宿泊産業を含むサービス業での大きな問題は離職率がとても高いと思われます。新卒3年以内の離職率が50%を超えているというデータもあります。
高い離職率の背景には、休みが少ない、シフトが不規則である、他の業界に比べると給与が少ない、などの理由が上位にあげられます。
宿泊業就業者の高齢化
宿泊業における就業者の年齢別構成では 60 代以上が約3割を占めており、全産業における 60 代以上の就業者割合(約2割)を上回っている。こうした就業者層の大量退職によって、人手不足がより深刻化する恐れがあります。 参考:「就業構造基本調査」(総務省)今後の人材不足予想
今後サービス産業は10年間で 400万人という途方も無い人材が不足すると言われております。 宿泊産業では、IT化をどれだけ進めたとしても、ある程度の範囲は人員が必要になります。 日本の生き残る道として、観光立国をなしえていく上で日本の宿泊産業がとても重要になります。そこで働く人たちが疲弊していく環境を変えていきたいと思っております。なぜFuntocoは宿泊業界で外国人人材を紹介するのか?
宿泊業「ホテル・旅館での勤務」は、ホスピタリティ系の就職を希望する外国人の方々に、特に人気のある職種です。言語を生かしたい、学校や専門学校で学んできた知識を仕事でも活かしていきたいと考えられています。
現在は、コロナ禍の中で、インバウンド旅行者も少なく、国内の日本人でさえ、旅行を自粛しているムードがありますが、5年後10年後、日本の宿泊業界の人材不足は、目に見えています。 人は旅をすることをやめることはありません。また近い将来、観光業が戻ってきた時に、人が足りない!!となる前に、言語が堪能で、ホスピタリティに溢れた、外国人人材を雇っていることで、 即戦力となることでしょう。
また、株式会社Funtocoで宿泊施設の運営も行っております。Funtoco Backpackers Namba です。お客様の9割以上は外国人の方で、レビューも常に全国トップクラスの評価頂いております。 宿泊施設を運営する上でどのような方が今後求められて行くのか?? 観光立国という今後日本が残された道で、外国人の方へ対応に対してどのような方が向いているのか?? 私達は自社で宿泊施設を運営することでわかります。そういった自分達の強みを宿泊分野で働きたい人外国人の方と人手が足りない企業様を繋げ、日本の観光立国を手助けしていきたいという気持ちがあります。