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日本で働きたい外国人の就職活動〜留学生編〜

  • 日本における外国人労働者の現状
  • 留学生が日本で働くステップ
  • まとめ

日本における外国人労働者の現状

近年、日本における外国人労働者は年々増加しています。 厚生労働省が2019年1月に発表した資料では、2018年には146万人の外国人が日本で働いており、前年同期比で14.2%増加し、過去最高の数値を更新しています。


◯都道府県別の状況
労働者数が多い上位3都府県
・東京 438,775 人 [前年同期比 11.1%(43,941 人)増]
・愛知 151,669 人 [前年同期比 17.4%(22,514 人)増]
・大阪 90,072 人 [前年同期比 24.7%(17,846 人)増]

◯増加率が高い上位3府県
・熊本10,155 人 [前年同期比 31.2%(2,412 人)増]
・大阪 90,072 人 [前年同期比 24.7%(17,846 人)増]
・鹿児島6,862 人 [前年同期比 23.8%(1,320 人)増]


これから見込まれている日本の人口減少の対策として2018年12月には新しい在留資格「特定技能」で外国人労働者を受け入れる改正出入国管理法が成立しました。


留学生が日本で働くステップ

1. いつから就職活動を始めるか
2. どの分野で働くか
3. どのビザで働けるか
4. 仕事の探し方
5. 内定後の流れ


1.いつから就職活動を始めるか

日本で外国人を受け入れている企業は増えつつも、まだまだ少ないのが現実です。日本人は仕事を始める1年〜1年半前には就職活動を行いますが、留学生は日本の就職活動の文化を知らない人がほとんどです。
そのため、卒業間際になって仕事を探し始める人が多く、卒業の1〜2か月前になってようやく動き出し始めます
しかし、日本人と比べて外国人は就職のハードルが高いです。
留学生の場合はビザの申請もございますので、卒業の1年前から就職活動を始め、卒業の3か月前までには内定を貰い、ビザの申請準備を始めるのがいいでしょう。


2.どの分野で働くか

留学生の就職でよくあるのが、内定が決まってもビザが降りなくて泣く泣く帰国するパターンです。
どの分野で働くかで取得するビザが異なりますので、就職する場合は必ずビザが降りるのかどうかを調べなければなりません。


3.どのビザで働けるか

留学生が就職の際に主に取得するビザは『技術・人文知識・国際業務』と『特定技能』です。


『技術・人文知識・国際業務』の場合

技術・人文知識・国際業務(技人国)は学歴と従事する仕事の内容の関連性が重要です。
例えば、大学で生物学部を専攻し卒業した者がホテルのフロントなどで働く場合は、学歴と業務内容が合わないため、ビザがおりません。
そのため、従事する仕事が大学の学歴に関連性があるか、もしくは3年以上の実務経験があるなどの証明が必要です。

就労ビザについて詳しくはこちらhttps://funtoco-inc.com/workvisa-overview/



『特定技能』の場合

特定技能は分野によって分かれており、現在は14種類あります。
大学を卒業していない方や大学の専攻と関連性がない場合でも、14種類に該当する場合は特定技能ビザの取得が可能です。
特定技能を取得するためには「日本語能力検定N4以上またはJFT」と「特定技能試験(分野別)」の合格が必要です。
特定技能は最長5年間日本で働くことができます。

特定技能について詳しくはこちらhttps://funtoco-inc.com/specifiedskilledvisa-overview/


4.仕事の探し方

日本の大学に通っている留学生など、一部の留学生は日本人と同等に自身で就職活動をする者もおりますが、大抵の留学生は自身だけで就職活動を行うのは大変です。
留学生の中には母国で大学を卒業してから日本へ留学に来ている方もおり、そういった方は日本の専門学校や日本語学校を卒業後、進学をせずに、そのまま就職を希望する方が多いです。

専門学校や日本語学校では、就職サポート大勢が整っているを学校は少なく、大半の学校では就職サポートは積極的に行なっていません。そういった環境の中で同じ学校の友達や先生だけに相談すると情報が偏りがちになり、結果的に損をしてしまった留学生などもたくさん見てきました。
そのため、留学生は就職をサポートしてくれる存在が必要になってきます。

弊社、株式会社Funtocoには就職のサポートを希望する留学生からの問い合わせが1日に何十件と寄せられます。その中でも、早めに相談をしてくれた方には可能性や選択肢を広く持って、出来る限りのサポートをすることができますが、ビザの期限の1ヶ月前のギリギリの状態で相談に来られる方には、なんとかしてあげたいと思っても実際は出来ることがかなり少なくなってしまいます。

なので、相談は早めに!!!早すぎて損をすることはないです!
弊社では、本人の希望を大事にしながら、就職の可能性、ビザ取得の可能性を高くしていけるように心がけて相談に乗っています。


5.内定後の流れ

内定後はすぐにビザの申請手続きの準備を行います。 『技術・人文知識・国際業務』の場合は企業規模や業績によって申請時に提出する書類が異なります。申請前に必ず確認をしてください。


『特定技能』の場合は提出しなければならない書類は同じですが、初めての場合は書類集めに時間がかかるため、余裕を持って入社の3ヶ月前までには準備を始めるのがいいでしょう。特定技能ビザの申請は基本的に登録支援機関がサポートしてくれます。


留学生でよくあるのが、

・年金の加入手続きをしていない
・税金を納付していない
・源泉徴収票をもらっていない

という方が8割以上です。
特定技能の場合はこれらの要件が必要になりますので、就職活動中にきちんと済ましておきましょう。


まとめ

現在はコロナウイルスの影響もあり、毎日本当に多くの問い合わせがきます。その中には留学生だけではなく、第二新卒やすでに就労ビザを持っている方も多くいます。そいういった日本での就労経験のある方や既に就労ビザを持っている方と同じ時期に就職活動をすることになる来年度の新卒生にとってはとても厳しい就職活動になると思います。
早めの相談、早めの行動が就職に繋がります!留学生の方、学校関係の方いつでもご相談ください!