- 第二弾入国制限緩和に向けて
- 東アジア・東南アジアの感染者数
第二弾入国制限緩和に向けて
先月、第一弾の入国制限緩和として、タイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドとの協議に入ったというニュースがあり、ベトナムとはチャーター便での出入国等が行われておりました。
第二弾の入国制限緩和に向けて、12カ国と協議に入るとのニュースが連休前に報道されておりました。
・入国制限緩和 中国・韓国・台湾などと協議始める方針 政府<NHK WEB>
・政府、入国制限緩和へ 中韓台など12ヶ国・地域対象<TRAICY>
これらの報道によれば、現時点で感染状況が落ち着いてきている、カンボジア、シンガポール、韓国、中国、香港、マカオ、ブルネイ、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、台湾を対象に協議や調整に入るそうです。特定技能で協力覚書が締結されている12カ国のうちの多くの国も含まれております。特定技能で弊社もビザ申請中や認定申請許可済の方々がいるため、1日も早くかつ安全な状態で入国制限が緩和されていくことを願っております。
東アジア・東南アジアの感染者数
上記の報道等で感染状況が落ち着いてきている国々からというのがありましたが、感染者数が日々変化する中現時点での東アジア・東南アジア各国の人口、感染者数、死亡者数などを一覧としました。
人口(千人:2019年) | コロナ感染者数(7/26時点) | コロナ死亡者数(7/26時点) | 10万人あたりの感染者数(人) | |
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日本 | 126,860 | 29,684 | 996 | 23.40 |
中国 | 1,433,784 | 85,921 | 4,653 | 5.99 |
韓国 | 51,225 | 14,159 | 298 | 27.64 |
台湾 | 23,774 | 458 | 7 | 1.93 |
インドネシア | 270,626 | 98,778 | 4,781 | 36.50 |
カンボジア | 16,487 | 225 | 0 | 1.36 |
シンガポール | 5,804 | 50,369 | 27 | 867.83 |
タイ | 69,626 | 3,282 | 58 | 4.71 |
フィリピン | 108,117 | 80,448 | 1,932 | 74.41 |
ブルネイ | 433 | 141 | 3 | 32.56 |
ベトナム | 96,462 | 418 | 0 | 0.43 |
マレーシア | 31,950 | 8,884 | 123 | 27.81 |
ミャンマー | 54,045 | 346 | 6 | 0.64 |
ラオス | 7,169 | 20 | 0 | 0.28 |
特定技能で比較的試験等が進んでいるインドネシアとフィリピンがASEANの中では感染者数と死亡者数が多くなっており、現時点でも感染者数が増えていることから、現時点では制限緩和の対象となっていない状態です。
一方で、中国やシンガポールは感染者数自体は多いですが、現時点での感染者数の増加傾向が過去に比べて収まっていることから制限緩和の対象として入っているものだと思われます。
入国制限緩和に関しては、賛否両論あるのはもちろんですし、あくまで交渉や調整に入るだけであり、まだ確定はしていないです。そして、観光目的の方々はおそらく1番最後となり、ビジネスや労働目的の方々が優先されていきます。経済も止めることはできないため、これらの動きは少なからず必要になってくるでしょう。
弊社で内定が出ているミャンマーやインドネシアの方々もこの状況の中、諦めず、かつ日本で働きたいという想いを持って日々勉強等に励んでおります。彼ら彼女からの希望と将来を失わずに進めるように、慎重に弊社もサポートを続けてまいります。日々状況は変わりますし、ワクチン等ができる可能性もあります。未来は不確定ですので、現時点で最善の方法で外国人人材に関してのサポートをしていきます。