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BJTビジネス日本語能力検定

目次
    BJTビジネス日本語能力検定の概要
    開催国
    日本語能力試験(JLPT)と比較
    BJTの評価基準
    まとめ

BJTビジネス日本語能力検定の概要

BJTビジネス日本語能力検定(Business Japanese Proficiency Test)とは、ビジネスで使用する日本語のコミュニケーション能力を客観的に測定し、評価する試験のことです。この検定は日本語を母国語としないビジネスに関係する人々や学生を主に対象として行われる検定試験です。
BJTビジネス日本語能力検定は法務省入国管理局から証明基準として認められており、ビジネス日本語の能力を測定する基準として、日本企業の就職活動にも有利になります。

開催国

日本・中国・香港・台湾・韓国・タイ・ベトナム・マレーシア・インドネシア・ミャンマー・インド・シンガポール・アメリカ・メキシコ・ブラジル・フランス・イギリス・ドイツ・イタリアの19か国で試験が行われています。 


日本語能力試験(JLPT)と比較

JLPT が一般的な日本語の力を評価する基準であるのに対し、BJTビジネス日本語能力テスト (Business Japanese Proficiency Test) は、ビジネスの場面で用いられる日本語表現の試験だといえます。

BJT JLPT
開催国 19ヵ国 69ヵ国
受験料 7000円(日本) 5500円(日本)
試験実施日 自由選択 7月・12月
評価方法 最高点800
J5~J1+
6段階評価
N1〜N5
5段階評価

試験項目と時間
BJTビジネス日本語能力試験

・聞き取りテスト      35問 50分
・聞き取り・読み取りテスト 30問 30分
・読み取りテスト      35問 40分

点数によってJ1+、J1 、J2、J3 、J4 、J5の6段階のレベルに採点され、最高点800点から最低点0点までの点数評価がされます。


JLPT日本語能力試験

・N1レベル・・言語知識(文字・語彙・文法)読解 110分 /聴解 60分
・N2レベル・・言語知識(文字・語彙・文法)読解 105分 /聴解 50分
・N3レベル・・言語知識(文字・語彙)30分/文法・読解 70分 /聴解 40分
・N4レベル・・言語知識(文字・語彙)30分/文法・読解 60分 /聴解 35分
・N5レベル・・言語知識(文字・語彙)25分/文法・読解 50分 /聴解 30分

能力段階別に試験を受験し、各科目とも100点満点中60点以上で合格となります。


BJTの評価基準

レベルガイド
J+
600点〜800点
どのようなビジネス場面でも日本語による十分なコミュニケーション能カがある。
日本語に関する正確な知識と運用能力がある。
どのようなビジネス会話でも正確に理解できる。
会議、商談、電話の応対などで相手の話すことが正確に理解できる。
対人関係に応じた言語表現の使い分けが適切にできる。
どのような社内文書やビジネス文書でも正確に理解できる。
日本のビジネス慣習を十分理解している。
J1
530点〜599点
幅広いビジネス場面で日本語による適切なコミュニケーション能カがある。
日本語の知識・運用能力に問題が一部あるが、意思疎通に支障はない。
幅広いビジネス会話が正確に理解できる。
会議、商談、電話での応対などで相手の話すことがおおむね理解できる。
対人関係に応じた言語表現の使い分けがある程度できる。
日常的な社内文書やビジネス文書が正確に理解できる。
日本のビジネス慣習をおおむね理解している。
J2
420点〜529点
限られたビジネス場面で日本語による適切なコミュニケーション能力がある。
日本語の知識・運用能力に問題が一部あり、意思疎通を妨げることがある。
日常のビジネス会話がおおむね理解できる。
会議、商談、電話での応対などで相手の話すことがある程度理解できる。
対人関係に応じた言語表現の使い分けが少しできる。
日常的な社内文書やビジネス文書がおおむね理解できる。
日本のビジネス慣習に対する理解がある程度ある。
J3
320点〜419点
限られたビジネス場面で日本語によるある程度のコミュニケーション能力がある。
日本語の知識・運用能力に問題があり、意思疎通を妨げることが多い。
日常のビジネス会話の簡単なものがおおむね理解できる。
会議、商談、電話での応対などで相手の話すことが少し理解できる。
対人関係に応じた言語表現の使い分けが断片的にできる。
日常的な社内文書やビジネス文書の基本的なものがある程度理解できる。
日本のビジネス慣習に対する理解が少しある。
J4
200点〜319点
限られたビジネス場面で日本語による最低限のコミュニケーション能カがある。
日本語の知識・運用能力に問題が多く、意思疎通できることが少ない。
ゆっくり話された簡単なビジネス会話がおおむね理解できる。
対人関係に応じた言語表現の使い分けはできない。
日常的な社内文書やビジネス文書の基本的なものが断片的に理解できる。
日本のビジネス慣習に対する理解が断片的にある。
J5
0〜199点
日本語によるビジネスコミュニケーション能力はほとんどない。
断片的な日本語の知識しかなく、日本語の運用能力はきわめて不十分である。
ゆっくり話された簡単な会話が部分的にしか理解できない。
日常的な社内文書やビジネス文書は理解できない。
日本のビジネス慣習に対する理解がない。

まとめ

外国人が日本で就職に必要な日本語力として、分野にもよりますが、JLPT ではN1、N2のレベルを必要とされることが多いです。BJTはビジネスに特化した試験になりますので、J2レベル以上を取得すればさらに高い付加価値をつけることができるでしょう。
また、特定活動46の申請要件にもJLPT N1またBJT 420点以上の合格が法務省入国管理局でも証明基準として認められております。
JLPTは年に2回の試験実施に対して、BJTは試験日を自分で選ぶことができます。日本で就職したい外国人は受験しておくと就職の際に有効活用できるでしょう。